【カルカッタ】Steel Authority of India Ltd(SAIL)傘下のThe Research & Development Centre for Iron & Steel (RDCIS)はDurgapur Steel Plantにおける耐火スチールの製造に着手した。インドではこれまで耐火スチールは輸入に依存しており、国内で製造されるのは初めてのこと。
RDCISの声明によれば、耐火スチールの開発/製造/加工面における成功により、インド建設業界は国内でこの種の建材を手に入れられるようになった。耐火スチールを利用すれば、建設コストと保守コストを削減できる。
例えばビーム、アングル、チャンネル等、軽/中/重量熱間圧延鋼材の他、最大20ミリまでのプレートも供給できる。フェライト・パーライト・マイクロ・ストラクチャーを有し、ベイナイトも含有する耐火スチールはモリブデンとクロムの力で摂氏600度の高熱下にもマイクロ・ストラクチャーの変化を来さない。
この種のスチールはホテル、高層ビル、多層カー・パーク、製油所施設、倉庫、衛星発射台、その他のスーパー・ストラクチャーに利用できると言う。(IE:4/22)