1995-06-07 ArtNo.1890
◆<馬>EPEパワー、M$400万ブッシング工場建設
【クアラルンプル】EPEパワー・コープBhd(EPEPC)はスイッチギアーの製造に用いられる絶縁材ブッシングの製造に400万Mドルを投じる。
ジャマルディン・ハジ・モハド・ジュルジス重役(MD)が5日の年次総会後語ったところによると、スイッチギアー及びスイッチボードの製造/流通を手掛けるEPEPCはこれまで、原料を日本から輸入してきたが、今回の投資は国産部品の使用率引き上げと円高への対応を図るものである。しかしまだ工場の建設候補地は決まっていない。
一方、同社が30%出資するサバ州における初の独立電力供給業者(IPP)プロジェクトについては、目下生産した電力の供給と発電燃料の調達に関する交渉が進められており、交渉は3カ月以内にまとまる見通しだ。120MW(メガワット)の発電所の建設コストは4億Mドルで、今年末の着工、来年末の試運転が予定されている。同社の他、タイム・エンジニアリング(40%)、サバ・エネルギー・コーポレーション(20%)、アラス・スティア(10%)から成るコンソーシアムは21年間のBOO(建設/所有/経営)ベースで同プロジェクトを請け負っており、サバ州沖で採取された天然ガスを主要燃料とする計画だ。(NST,MBT,STAR:6/6)
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