1999-04-23 ArtNo.18899
◆<馬>CCMバイオサイエンス、今年も好収益と市場シェア維持
【クアラルンプル】アジアが金融危機に見舞われた昨年も31%の税引き前増益を達成したCCM Bioscience Bhdは、今年も利益と26%の市場シェアを維持できるものと予想している。
CCMバイオサイエンスのリム・セイチョン会長が20日催された年次総会後語ったところによると、農業化学領域をリードする同社は、今年も新製品を投入し、市場シェアの一層の拡大を図る。今年は国内経済の復調が見込まれ、ビジネス機会も拡大する見通しだ。
CCMバイオサイエンスの昨年12月期の営業額は8480万Mドル、税引き前利益は1640万Mドルに達した。同社は多額の現金準備を有し、借入はない。
CCMバイオサイエンスはマラッカS州Bembangの27エーカーの土地に設けられた研究開発(R&D)センターを、今年末までにマラッカ州Jasinのより大きな土地に移転する。同社は毎年売上の5~8%をR&Dに投じ、殺虫剤/除草剤等の農薬や保健薬の開発・改良を手がけている。(STAR:4/21)
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