1999-04-22 ArtNo.18882
◆<馬>MSCインキューベーター、7月1日オープン
【クアラルンプル】マルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)内に設けられたテクノプラナー培養施設、MSCセントラル・インキューベーター(MSC-CI)が7月1日に第一陣のテクノプラナーたまごの受け入れを開始する。
インターネット出版物“MSC Times.com”によれば、情報技術(IT)やマルチメディアに関わるアイデアを有するテクノプラナーは、マルチメディア・デベロプメント・コープ(MDC)傘下のMSC-ICにそのアイデアを持ち込み、テストや商業化を図ることができる。この種のアイディアにはソフトウェア開発、コンテント・デベロプメント、アニメーション、ネットワーキング、ウェブ・サイト出版、ウェブ・ページ・ホスティング、スマート・スクールが含まれる。
MSC-CIのNorsaidatul Akmar Mazelan所長によれば、MSC-CIの使命はIT産業のために中小企業のプールを形成すること。スタートアップの、あるいは揺籃期の企業家は同施設の利用を申請できる。先月の受け付け開始以来これまでに300件の問い合わせと30件の申請が寄せられた。これらの関係する分野は、統合技術、Eコマース、テレフォニー、マルチメディア・サービス、ソフトウェアの開発/デザイン、ネットワークの研究開発(R&D)、ウェブページ制作、コンピューター・セキュリティー訓練、サテライト・エンジニアリング・サービス、ビジネス・インテリジェンス・ツール、イスラム教育に及ぶ。
MSC-CIは、ヒューレット・パッカード、サン・マイクロシステムズ、IBM、富士通、ルーサント・テクノロジー、コンパック・ディジタル、オラクル、マイクロソフト、インテル、Mayban等に中小企業に対する支援を要請している。
米国の建築士Preben Kent氏により設計されたMSC-CIは、シリコン・バリーのスタンダードを目指しており、個室40、エグゼクティブ・オフィス20、2万9000平方フィートの一般オフィス・スペースを有する。MSC-CIは毎週水曜午前10時から正午までサイバージャヤのMDCオフィスで関係説明会を催している。(STAR,NST:4/20)
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