1999-04-22 ArtNo.18880
◆<馬>外国投資銀行、成長見通しを続々上方修正
【クアラルンプル】マレーシア政府の経済諸施策を好感する国際投資銀行は19日相次いでマレーシアの国内総生産(GDP)成長見通しを上方修正した。
JPモルガン・セキュリティーズ・インクは今年の成長見通しをゼロから2%に改めるとともに、来年は4~5%が見込めるとしている。同行は見直しの理由として工業生産指数がプラス成長を回復したことを指摘した。
ゴールドマン・サックスは政府の金融改革を好感、今年は2%、来年は3.9%の成長を予想した。
国際調査会社クレジット・スイス・ファースト・ボストンは、GDPは純輸出成長に牽引されるとし、控えめに見ても今年3.4%、来年4.3%が見込めるとしている。今年の投資の実質成長率は1.4%、民間支出は横這い、公共支出は1.2%アップが見込まれ、来年については民間支出は3.9%、民間投資は4.1%、それぞれ成長が見込めると言う。(NST,MBT,STAR:4/20)
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