1999-04-20 ArtNo.18847
◆<星>ペンティアムⅢはアド・オン・カードと共存:インテル社長
【シンガポール】インテル・コープのクレイグ・バレット社長兼CEOは、先週シンガポールの英字紙ストレート・タイムズのインタービューに応じ、クリエイティブ等のマルチメディア・カード・メーカーは、インテルの新世代コンピューター・チップに何ら不安を抱く必要はないと語った。
クリエイティブのシム・ウォンフー会長は1997年8月にインテルがペンティアムⅡチップを発表した際、世界最大のチップ・メーカーがクリエイティブの最大の強敵と評したが、今年2月にはマルチメディア機能を一層強化したペンティアムⅢチップが発売され、クリエイティブのサウンド・カード・ビジネスへの影響が取り沙汰されていた。
バレット氏によれば、ベイス・プロセッサーはある種のグラフィック、アニメーション、オーディオ、ビデオ機能を果たすことができるが、アド・オン・カードはこうした機能を一層拡張することができ、この種のカードはベイス・プロセッサーと常に共存できる。クリエイティブや他のサプライヤーは、そのカードの機能を多少追加しさえすれば良いと言う。(ST:4/17)
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