1999-04-16 ArtNo.18825
◆<馬>シェル、L’Airにエア・セパレーション設備発注
【クアラルンプル】Shell Middle Distillate Synthesis(M)Sdn Bhdは、L'Air Liquide SAにサラワク州ビントゥルのコンプレックスにエア・セパレーション・ユニット(ASU)を据え付ける設計/購買契約を発注した。
シェル・マレシアが13日発表したところによると、1997年12月の爆発事故で損傷を被ったASUを再建するため同社は6億7000万Mドルを準備している。
Shell MDSとL'Air Liquideは4月9日に関係契約を結んだ。ASUの建設は30%完成しており、爆発事項の原因が明らかになった後建設工事は加速される。世界初の商業用gas-to-liquidsコンプレックスは2000年第2四半期に稼働する
1993年に稼働したビントゥル・コンプレックスはサラワク州沖合で採取された天然ガスを原料に年間40万トンの蒸留物やワックスを含む様々な製品を製造している。最近国営石油会社ペトロナスは2020年まで同コンプレックスにガスを供給する長期契約を同社と結んだと言う。(STAR:4/14)
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