1999-04-13 ArtNo.18783
◆<印度>マハラシュトラ州、自動車産業販売税率を大幅カット?
【ムンバイ】マヒンドラ&マヒンドラLtd(M&M)やBajaj Auto Ltd(BAL)等の自動車メーカーの引き留めを図るマハラシュトラ州は近く、自動車産業に対する販売税を大幅にカットする見通しだ。
M&MはNashik地区に800クローを投じて多目的車スコーピオの製造工場を設けることを検討、BALはWlujの既存工場に500クローを投じて設備を拡張する計画だ。
フォード工場をタミールナド州に奪われた苦い経験を有するマハラシュトラ州政府は、自動車プロジェクトの引き留めに神経質になっている。州政府の財務部長は最近、付加価値税の撤廃と追加税と売上税の導入計画を発表したが、自動車業界はこうした税制改革に強い懸念を表明した。
こうした中でマハラシュトラ州政府幹部は10日、自動車業界に対する徴税問題を財務部と検討する方針を明らかにした。(IE:4/11)
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