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1999-04-12 ArtNo.18765
◆＜馬＞ダナハルタ、Ｒｅｐｃｏ／ＭＥＣの管財人指名
【クアラルンプル】国営資産管理会社Danahartaが、Repco HoldingsとMalaysia Electric Corporation(MEC)の管財人を指名したことから、比較的著名な地元ビジネスマン、Low Thiam Hock氏とTeong Teck Leng氏は、一時はトップ・グループに名を連ねた企業の支配権を喪失した。
財政難に陥った証券会社7社の救済計画に取り組むダナハルタは、同救済計画の一環としてRepcoとＭＥＣに対する1年間の会社保護を認めた。
サラワク出身のビジネスマン、ロー氏に率いられる林業ベースのRepcoは、一時は投資家の寵児とされたが、証券市場波乱の犠牲になり、株価は1997年9月の140Ｍドルから1998年7月の僅か5Ｍドルに下降、8日に取引が停止される前の値は7.10Ｍドルだった。
ＭＥＣはマハティール首相の発案に成る家電製品国産化計画に基づき40億Ｍドルの家電工業団地ＭＥＣシティーの開発計画を進めてきた。
RepcoもＭＥＣも、ロー／チョン両氏の証券投資の失敗で多額の負債を背負い込んでいた。(ST:4/9)
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