1999-04-12 ArtNo.18761
◆<馬>年初2カ月の乗用車販売急増:MMTA
【クアラルンプル】マレーシアの今年1月の乗用車販売は昨年同月比51%増の1万8397台を記録、2月にはさらに2万1207台がマークされた。
マレーシア自動車販売業者協会(MMTA)が8日発表したところによると、乗用車販売は国内経済動向を反映し、昨年11月から顕著な回復を見ており、MMTAは今年通年の22%の成長予測を上方修正する可能性を検討しているが、今直ちに当初予測に変更を加えることは控える。自動車価格も5~20%の上昇が見込まれるが、値上げは徐々に行われるものと予想される。
一方、MMTAは政府に対し、1998年度予算案で導入された新自動車輸入税の撤廃を求めている。またMMTAは完全ノックダヌ(CKD)キットと完成車(CBU)の関税格差を40%以内に抑え、なお且つ国内業界がASEAN輸入車に対抗できるよう、CKDに対する輸入税と国内税をを引き下げする一方、CBUに対する国内税を引き上げることを提案している。
この点に関してマレーシア自動車製造業者協会(MMVAA)は、国内業者がASEANカーに対抗できるようCKDキット輸入税の引き下げを提案していると言う。(STAR,NST,MBT:4/9)
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