1999-04-09 ArtNo.18754
◆<印度>台湾企業Allion、LanBit権益買収準備
【ムンバイ】年商1億2000万米ドルの台湾企業Allionは、モデム/CDサーバー/PCコミュニケーション・アクセサリー等のネットワーク製品の製造を手がけるコンピューター・ハードウェア会社LanBit(India)の権益買収を計画している。
LanBit (India)のManoj Kumar重役(MD)によると、同社はAllionと技術提携を結ぶ一方、台湾企業の製品をLanBit商標で販売してきたが、出資協力を得る計画で、今年末までに交渉は妥結する見通しだ。
LanBitは向こう18カ月間に15クローの拡張計画を行う。同社はまた長期的にはLanBit商標を台湾企業から買い取る計画で、買収コストは30万米ドルと見積もられる。LanBit(India)はインド・モデム市場の30%のシェアを占め、1998/99年度営業額は45クローに達した。
LanBit (India)は10クローを投じてインド国内に製造施設を設けるとともに、モデムのテスト施設も計画している。
目下私募によりこうした拡張資金の調達を図っているが、内外投資家の反応は良好で、6カ月以内に具体化する見通しと言う。(ET:4/8)
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