1999-04-09 ArtNo.18748
◆<馬>MAS/ロールスロイス航空部品合弁、2001年に離陸
【クアラルンプル】マレーシア航空(MAS)とロールス・ロイスPlcの5000万米ドルの航空機部品製造合弁事業は2001年中に離陸できる見通しだ。
MASのSitham P. Nadarajah副社長(航空開発担当)によると、スバンの元カーゴ・ターミナルにおける工場の建設工事は今年末までに着手される。MASは同プロジェクトに30%、ロールス・ロイスが残りの70%を、それぞれ出資する。ロールス・ロイスは5年間の合弁事業に必要な専門ノーハウを提供、5年以降はMASの独自工場として運営されることになる。
MASとロールス・ロイスのこうした提携は、トレント800エンジン搭載のボーイング777の引渡を受けた1997年にスタートした。MASはロールス・ロイス製エンジン搭載のボーイング777機9機を有し、今年6月と7月にさらに2機を追加する。(NST:4/3)
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