SEAnews 1999-04-09 ArtNo.18746

【クアラルンプル】パーソナル・コンピューター(PC)の主要サプライヤーとして知られるゲートウェイ2000(M)Sdn Bhdは、ハイエンド、ＡＬＲファミリーのサーバーをマラッカ工場で製造する。
ゲートウェイのロバート・チュー重役(ASEAN東ｱｼﾞｱ担当MD)が7日明らかにしたところによると、マラッカ工場には新たに生産ラインが増設され、当面エントリー・レベルのＡＬＲ7300が製造される。同製品はペンティアムⅡシステムに比べ12倍の高速処理が可能で、中小企業の小規模ネットワークに適している。
その後ミッド・レーンジのＡＬＲ8000やＡＬＲ9000の製造も手がける。これまで同社はカリフォルニア州アーヴィンでアジア市場向けサーバーを製造してきたが、マラッカでの製造が開始されれば、引渡時間を短縮できる他、顧客のニーズに応じた製品を提供できるようになる。同社は注文生産方式を採用しており、通常は受注後5日間で製品の引渡が行われている。製品は3年間の保証付き。(NST:4/8)