SEAnews 1999-04-09 ArtNo.18744

【シンガポール】シンガポールの一等地高級住宅価格はユニット・ベースでは昨年の2位から14位に後退、平方フィート・ベースでは世界の主要都市中第10位にランクされた。
米国マンハッタン拠点の著名な不動産会社Corcoran's Internationalが1999年1月時点の世界の主要都市の最も高価な2ベッド・ルーム・アパートの販売価格と平方フィート当たり価格を比較したところ、ユニット価格ではロンドンのイートン・スクウェアが204万7000米ドルでトップ、平方フィート当たり価格では東京しょうとう地区の1300平方フィートのユニットが平方フィート当たり1343米ドルで1位にランクされた。
これに対してシンガポールのベンチマーク、オーチャード／スコッツ・ロードのアパートのユニット価格は75万4000米ドルで14位。平方フィート当たり価格は603米ドルと、10位にとどまった。ちなみに米ドル換算価格は、2月3日のレートに基づいている。
ロンドンのイートン・スクエアのこの種のアパートは昨年は140万米ドルで手に入ったが、今年は200万米ドルにジャンプ、平方フィート当たり価格は1232米ドルと、東京に次いで2位。以下、3）香港1025米ドル、4）シドニー836米ドル、5）ホノルル800米ドル、6）ニューヨーク781米ドル、7）パリ776米ドル、8）チューリッヒ706米ドル、9）サンフランシスコ667米ドル、10）シンガポールの順。
ユニット価格順位は1）ロンドン、2）東京、3）香港、4）パリ、5）シドニー、6）ニューヨーク、7）ストックホルム、8）チューリッヒ、9）シカゴ、10）サンフランシスコと続く。(BT:4/8)