1995-06-06 ArtNo.1874
◆<馬>タイム社、土木工事から消費者サービスに転進
【クアラルンプル】昨年2月に南北ハイウェイを完成させて以来、ラジカルな事業再編を進めて来たタイム・エンジニアリングBhdは、電力供給や先進的通信サービスを手掛ける消費者ベースの企業に変身を遂げた。
シャムシル・オマル会長が94年12月末締め業績の発表会で語ったところによれば、今後同社は顧客に合理的な価格で最良のインフラストラクチャー、製品、付加価値サービスを提供していく。テレコミュニケーション、電力、エンジニアリング&製造、情報技術(IT)、メディアの5部門が再編後の中核ビジネスとなり、特にメディア/テレコミュニケーションを重視して行くと言う。グループ営業額は一昨年の3億3841万Mドルから昨年の3億9931万Mドルに拡大、税引き前利益も6%増の4673億Mドルに達した。しかし1株益は11.4Mセントから11.2Mセントに14.28%下降した。(MBT,BT:6/5)
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