1999-04-08 ArtNo.18726
◆<星>台湾セミコン社、ウエハー製造合弁にUS$2.2億投資
【台北】台湾投資審査委員会は6日、Taiwan Semiconductor Manufacturing Co(TSMC)のシンガポールにおける半導体製造合弁事業への2億2100万米ドルの投資を認可した。
TSMCは台湾最大の半導体製造会社で、同社は昨年9月にオランダのロイヤル・フィリップス・エレクトロニクス及びシンガポールの経済開発局(EDB)と32:48:20の出資率で12億米ドルを投じ、2000年第2四半期の稼働を目処に、ウエハー工場を建設すると発表していた。
当時の報道によれば、パシル・リス・ウエハー・ファブ・パークに建設される工場には7000平米のクリーン・ルームが設けられ、年間36万ユニットの8インチ・ウエハーが製造される。同ウエハーはアドバーンスト・ロジック/システム・オン・シリコン半導体で、主に消費用電子製品や通信機器に用いられる。
TSMCの投資プロジェクトはこの日認可された合計3億4500万米ドルの海外投資プロジェクト3件中最大で、他の2件は、United Microelectronics CorpのNippon Foundry Incへの8400万米ドル出資計画とFirst International Computer Incの中国ハイテク企業2社に対する4000万米ドルの出資計画。
審査委員会はまた米国企業GTEのPacific Cellular Corpへの3150万米ドルの出資計画及びダイムラークライスラーの台湾ユニットに対する4060万米ドル投資計画も認可した。(BT,LZ:4/7)
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