1999-04-07 ArtNo.18721
◆<印度>ワールドテル、インターネット事業の単一パートナー物色
【ニューデリー】ロンドン拠点のワールドテルは、インドにおける2000クロー・インターネット・プロジェクトを巡り、当初各州ごとに異なるパートナーと手を組む計画を発表していたが、ここに来て方針を転換、単一のパートナーを物色している。
ワールドテルのSam Pitroda会長によると、既にタミールナド、グジャラート、西ベンガル、カルナタカ、ケララ、アンドラ・プラデシュの6州の政府と光ファイバー・ベースのネットワーク構築やインターネット・サービスに関する契約を結び、またデリー、マドヤプラデシュ、パンジャブ、ラジャスタンの4州とも協議を進めている。州政府は、それぞれ州内のプロジェクトに26%出資しており、当初は残りの74%のシェアを各州の地元パートナーとワールドテルが等分するはずだった。しかしワールドテルの社内における協議の結果、パートナーは1社の方が、プロジェクトを進めやすいとの結論に達した。このためピトロダ会長は同社代表団を率いて今日(4/7)インド入りし、業界リーダーらと関係合弁交渉を進める方針と言う。(ET:4/6)
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