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1999-04-07 ArtNo.18712
◆<星>シングテル/スターハブ、相互接続問題で合意
【シンガポール】シンガポール・テレコム(シングテル)とライバルのスターハブは、それぞれの顧客が相互にシームレスな通話を行うことを可能にする相互接続条件に関して合意に達したようだ。
電信局(TAS)により定められた最終期限の先月31日に関係合意が達せられた事実からも、鎬を削るタフな交渉が進められてきたことが窺える。スターハブの顧客がシングテルの顧客に電話したり、その逆のケースに際して、両社がそれぞれ相手側に支払う接続料を如何なるレベルに設定するかが、交渉の中心になったと言われる。既存のオペレーターは既得権益を保護し、既存インフラのコスト回収を図るため、できるだけ高く設定することを希望、新参者は既存オペレーターの顧客を引き抜く上からもできるだけ低く抑えることを希望したとされる。
TASの側からすれば、余りに高く設定すれば、新参者は、既存インフラを利用するよりも、独自の通信インフラ構築を図るため、不経済な投資がなされ、インフラ工事に伴う市民生活の不便も生じる。逆に余り低く設定すれば、新参者は自らの投資を怠り、過度に既存インフラに依存することになる。
結局、シングテルとスターハブはTASの仲介の下に合意に達したようだが、具体的に如何なる料率が設定されたかは、明らかにされていない。しかし観測筋はシングテルが移動電話会社やページング会社から徴収している料金に近い水準に設定されたものと見ている。目下モービルワンはシングテルにピーク時には毎分1.4セント、オフ・ピーク時には同0.7セントを支払っている。
スターハブ・スポークスマンは「これで詳細なサービス計画が立案できる」と、合意内容に満足の意を表明している。これに対してシングテル・スポークスマンは依然として多くの詰めが完了しておらず、全ての問題が解決したなら、公式発表を行うと語った。
TAS幹部によると、6月までには詰めも完了し、正式契約に調印できる見通しと言う。(ST:4/6)
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