1999-04-06 ArtNo.18709
◆<印度>専門委員会、石油精製各社の合併統合案提出
【ニューデリー】Nitish Sengupta委員会はコーチン・リファイナリーをBharat Petroleum Corporation Ltd(BPCL)の子会社とし、Bongaigaon Refinery & Petrochemicals(BRP)をインディアン・オイル・コーポレーション(IOC)の傘下に組み込むことを骨子とするラジカルな石油下流部門再編案を政府に提出した。
インド政府はまた独立のマーケッティング会社IBPカンパニーの33.58%の権益をBPCLに売却、IBPの政府持分を26%に縮小する。
またもう1つのスタンド・アローン製油所マドラス・リファイナリーLtd(MRL)は向こう2年間にIOCとの提携を強化、政府はMRL持分をIOCもしくはBPCLに売却する。この他、オイル・インディアLtd(OIL)はNumaligarh Refineryに10%出資する。
石油省は目下以上の提案について検討を加えており、閣議に提出する草案も既に準備されている。石油省は今週中に石油各社の代表と会議を催すが、政府持分の売却に関しては、ほぼディスインベストメント委員会の提案内容を踏襲していることから、大きな反発は受けないものと見られる。(ET,IE:4/5)
|