SEAnews 1999-04-06 ArtNo.18702

【クアラルンプル】ネットワークやデータ・セキュリティー・ソルーションの指導的プロバイダー、Security Dynamics Technologies Incは、現地子会社Security Dynamics Technologies(M)Sdn Bhd(SDT)を通じて、最新の身分認証ソフトウェア“SecurID”を売り出した。
Security Dynamicsが1日発表したところによると、パーム・コンピューティング・プラットフォーム(PCP)用に開発されたSecurIDはＰＣＰをユーザーの身分を確認し、ネットワークやシステムへの部外者の進入を防止するSecurID tokenに転換する。
ＰＣＰはパームパイロット、パームパイロット・プロフェッショナル、パーム3／パーム3ｘ／パームＶコネクテッド・オーガナイザーから成り、SecurIDは、ハードウェアtoken 、キーフォブ、ソフトウェアtoken、SecurID1100スマート・カード等で構成される。
SecurIDはSecurity Dynamicsの ACE/Server認証・管理ソフトウェアと並行して用いることができ、認証されたユーザーのみにネットワーク上のファイルやアプリケーションへのアクセスが認められる。
RSA Data Security及びSecurity DynamicsのScott Schnell副社長(ﾏｰｹｯﾃｨﾝｸﾞ)によると、データ・セキュリティーは、マルチメディア・スパー・コリドー(MSC)に進出したハイバリュー／ハイテク・ビジネスにとって欠かすことができない。ＳＤＴはマレーシアにおけるセキュリティー・ソルーションの急増する需要に応じる計画だ。(STAR:4/2)