1999-04-06 ArtNo.18700
◆<馬>DRB-Hicom、英国企業にプロトン売却の評価委託
【クアラルンプル】DRB-Hicomグループは、国産車製造会社プルサハアン・オートモビル・ナシオナルBhd(プロトン)の27.20%の権益を国営石油会社ペトロナスに売却する件に関して英国の投資/調査会社Dresdner Kleinwort Benson(DKB)に評価を依頼した。
DKBは1週間以上前に同指名を受け、既にプロトン及びその販売代理エダラン・オートモビル・ナシオナルBhd(EON)の本社オフィスを視察、DRB-Hicom傘下の他の自動車関連子会社の調査も進めている。これらにはプロトン・サトリア及びプロトン・ティアラの製造を手がけるウサハサマ・プロトンDRB Sdn Bhd、三菱製商用車/4輪駆動車のフランチャイズ・ホールダー、ユナイテッド・ストレーツ・フソーSdn Bhd、シトロエン製乗用車のフランチャイズ・ホールダー、ダイレクショナル・マレーシアSdn Bhdが含まれる。
DRB-Hicomはこれ以前にプロトン権益の売値として10億Mドルを提示したとされるが、ペトロナスは同価格に対して沈黙を守っていると言われる。また双方は取引の期限に関してコメントを控えているが、5月が目安にされているようだ。(NST,MBT:4/5)
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