1999-04-06 ArtNo.18696
◆<星>メディアリング、グローバル・プレーヤーと提携
【シンガポール】シンガポールのインターネット電話ソルーション提供会社メディアリングは最近ドイツのハノーバーで催されたCeBIT’99トレード・フェアの会場で主要なグローバル・プレーヤーとの提携にこぎつけ、同社のワールドワイド・ビジネスに弾みがつくものと期待している。
メディアリングのNg Ede Phang重役(CEO)がCeBIT会場で発表したところによれば、これらのグローバル・プレーヤーには、エリクソン、シーメンス、世界最大の中国語インターネット・コンテント・プロバイダー、Sina.com、ロシア最大のEメール・サービス・プロバイダー、Mail.ru、3Com、台湾最大のモデム会社GVCが含まれる。
世界のモデム・チップの55%を供給する米国企業Conexantはメディアリングのインターネットフォーン・テクノロジーをその製品に装備させることを決め、3Comもそのモデムにメディアリングのソフトウェアをバンドルして販売する。このことはこれらのメーカーのモデムを装備したPC(パソコン)は、メディアリングのソフトウェアを同時に備えることになる。ドイツ最大のPCメーカー、シーメンスと中国最大のPCメーカー、レジャンドもメディアリングのソフトウェアをそのPCにプレインストールする方針を決めたことから、今年9月までには世界のPCの多くがメディアリングのソフトウェアを装備することになる見通しと言う。(BT:4/5)
|