1999-04-05 ArtNo.18690
◆<印度>新貿易政策、894品目の輸入解禁/EPZをFTZに転換
【ニューデリー】インド商業省は先週水曜(3/31)、修正された新貿易政策(1997-2002)の下、新たに894品目を自由輸入ライセンス(OGL)リストに、また414品目を特別輸入ライセンス(SIL)リストに加えると宣言した。これにより規制品目リストにとどめられたものは667品目のみとなった。
また新政策の下、輸出加工区(EPZ)は、通関当局の干渉を全く受けない自由貿易区(FTZ)に転換される。これはアラブ首長国連邦(UAE)の制度に倣ったもので、商業省はFTZを労働法の規制からも解放することを検討している。
先週木曜(4/1)から発効した以上の措置を含む新貿易政策を発表したRamakrishna Hegde商業相によると、規制緩和により国内産業が打撃を受ける恐れはない。様々な輸入品目を量的規制から解放する措置は、世界貿易機構(WTO)との約束に基づくもので、また国内輸出業者が容易にこれらの品目にアクセスできるようにし、インドを世界経済の一員にすることを目指したものと言う。(IE,ET,TH,THBL:4/1)
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