1999-03-31 ArtNo.18660
◆<印度>政府、新テレコム政策を承認
【ニューデリー】インド政府は26日、Department of Telecommunications/the Mahanagar Telecom Nigam Limited (DoT/MTNL)に全国におけるセル式電話サービスの提供を認め、固定式電話サービスの寡占や長距離電話サービスの独占に終止符を打ち、電話ライセンス制に売上分与方式を導入すること等を盛り込んだ新テレコム政策を承認した。
新ポリシーの下、インド電気通信監督局(TRAI)は諮問機関として政府に意見や提案を行う。しかし政府にはTRAIに意見を求める義務はなく、政府と電話事業会社の間に紛糾が生じた際は、TRAIは仲裁機関の役割のみを務める。
インターネット電話は当面禁止されるが、政府は同領域における技術的進歩を注視し、必要と認められれば、同原則に見直しを加える。
基本電話領域においては現在のDOTとMTNLによる寡占に終止符を打ち、より多くの企業の参画を認める。何社の参画を認めるかはTRAIが決定する。(TH,THBL,ET:3/27)
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