1999-03-31 ArtNo.18657
◆<馬>年初2カ月の電子産業投資約定額M$6.56億
【マラッカ】マレーシア政府は今年に入って以来2月末までに14件、総額6億5590万Mドルの電子産業関連投資プロジェクトを認可した。
ラフィダ通産相が26日催されたナショナル・セミコンダクター・マラッカ工場の新ビル落成式の席上語ったところによれば、内6億4490万Mドルは外資、14件中10件5億9500万Mドルは半導体/工業部品部門に属し、残りの4件は消費用電子製品部門に属している。
マレーシア政府は1998年には121件、総額16億3000万Mドルの電子産業プロジェクトを認可、この内27件、8850万Mドルは消費用電子製品部門、残りの94件は半導体/工業部品部門に、それぞれ属していた。
昨年通年の電子製品輸出は1463億1000万Mドルに達し、内206億5000万Mドルは消費用電子製品、603億2000万Mドルは工業用電子製品、653億5200万Mドルは電子部品で占められた。
昨年はまた研究開発(R&D)機能も備えた総合的製造センター・プロジェクトも、6件、12億Mドル認可された。これらの6件のプロジェクトの予想年間売上は70億Mドルを超える。
国内には現在900社を超える電子企業が存在し、内84%は電子部品部門、12%は消費用電子製品部門、残りの4%は工業用電子部門に属している。しかし昨年の生産額に占める貢献度では工業用電子部門が全体の39.2%を占め、電子部品部門のシェアは45.8%、消費用電子部門は15%を占めた。
昨年の電子製品輸出に占める比率では半導体装置部門が37.2%、545億Mドルを占め、1996年当時の71億Mドルから激増、年間平均成長率は25%に達している。(NST:3/27)
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