1999-03-31 ArtNo.18655
◆シーメンス、<馬>半導体ビジネスを新体制下に一層拡張
【ペナン】シーメンスAGはその半導体部門をドイツと米国の証取に上場後、マレーシア業務を引き続き拡張、全世界の顧客の需要に応じる。
ペナン州バヤン・ルパスのシーメンス・セミコンダクターSdn Bhdは26日、半導体部門の上場機関車として4月1日に発足すInfineon Technologies AGの創設記念記者会を催した。シーメンスAGセミコンダクターズ・クオリティー・マネージメント・システムズのHans Mahler副社長が席上語ったところによると、今年末か来年初に先ずドイツで、また来年末までに米国で、証取上場が図られる。
シーメンスのペナンとマラッカの工場では、メモリ・チップとオプト・エレクトロニク・コンポーネントが、全世界市場向けに生産されており、両工場の年商は100億Mドル以上にのぼる。ペナン工場には1700人、マラッカ工場には5300人が雇用されている。これらの工場は上場される新会社の一部門になる。シーメンスの半導体部門の1998年9月期の年商は140億Mドルで、全世界の従業員総数は2万5000人を数える。
シーメンスAGは昨年11月に組織再編計画を発表しており、半導体部門の上場計画はその一環。同部門は1997年には1億900万マルクの利益を計上したが、1998年度は12億マルクの損失を報告している。(NST:3/27)
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