1999-03-30 ArtNo.18641
◆<馬>包装会社Ire-Tex、中国/ブラジル/インドに進出
【ペナン】パッケージング・サービス会社Ire-Tex(M)Sdn Bhdは主要顧客のデル・コンピューターの急速な事業拡張の波に乗り、向こう2年間に中国、ブラジル、インド市場進出を目指している。
ドナルド・ヤップ重役(MD)によると、中国廈門の工場建設工事は間もなく開始され、今年末には完成する。ブラジルとインドにおける工場建設計画も準備されている。こうした施設は何れもメイン顧客のデルに支援サービスを提供するためのもので、余力は他の顧客に振り向けられる。廈門では昨年6月から賃貸施設を利用して業務が進められている。
ペナン拠点のEppor Pack(M)Sdn Bhd、米国オースチン拠点のFoam Plastics Inc、アイルランド拠点のILP Groupの合弁に成るIre-Tex(M)Sdn Bhdはコンピューター、コンピューター・アクセサリー、電子部品等のハイエンド製品に安全なクッション・パッケージングを施しており、ペナン州バヤン・ルパスの1000万Mドルの工場の月間処理能力は当初の1万1000ユニットから7万ユニットに拡大、従業員も20人から100人に増員された。
同社は最近新会社Iretex Electronicsを設立、コンピューター業界向けに電気/機械Chasisの製造に乗り出した。この他の姉妹会社には、プライのPhoenix Base Sdn Bhd、ニボン・トゥバルのEppor-Pack Sdn Bhd、バターワースのKean Cheong Enterpriseが含まれると言う。(STAR:3/25)
|