1999-03-30 ArtNo.18640
◆<馬>デル、今年末までにPC市場シェア10%目指す
【ペナン】デル・コンピューター・コープはPC(パソコン)のユニット・セールでマレーシアにおける市場シェアを今年末までに少なくとも10%に引き上げる。
デル・アジアのロン・ゴー副社長によると、マレーシアにおける同社のPC販売台数は一昨年の2万545台から昨年の3万936台にアップ、市場シェアも3.8%から7.8%に拡大した。
市場調査会社インターナショナル・データ・コープの発表によれば、昨年のマレーシアにおけるPC販売は39万4967台に25%ダウンしたが、同社は売上額も4920万米ドルに30%アップした。売上額をベースとした昨年のマーケット・シェアは10.5%で、前年の6位から既にトップに浮上している。
ペナンのアジア・パシフィック・カスタマー・センターは2001年までに200万台の販売を目指しているが、同期間は最初の100万台の販売に要した3年間に比べ2分の1に短縮されている。
1996年7月にオープンしたオンライン・ストア(www.dell.com)には毎週延べ200万人が訪問、1日当たり1400万米ドルの売上を上げている。オンライン・ストアの同社営業額に対する貢献は現在の20%から2000年末までに40~50%に拡大する見通しだ。
今年1月29日締め四半期のアジア太平洋地域売上は前年同期比30%増の10億米ドル以上にのぼり、出荷ユニット数の伸びは、業界平均の5倍以上に達したと言う。(STAR:3/25)
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