1999-03-30 ArtNo.18638
◆<馬>ボーイング、クダ州にM$1.5億航空機部品合弁工場
【アロルスタル】米国企業2社Boeing Company/Hexcel Corporationと地元企業2社Naluri Bhd(前社名マレーシア・ヘリコプター・サービシズ)/Sime Darby Bhdが、1億5000万Mドルを投じ、クダ州に航空機用コンポジット部品工場を設ける。
合弁会社Asian Composites Manufacturing Sdn Bhd(ACM)のサイド・タミン・モハマッド取締役が最近催されたクダ州開発公社(KSDC)との工場用地リース契約調印式後語ったところによると、クダ州に工場を設けるのは、政府の航空機産業に対する奨励措置を享受するのが狙い。ブキ・カユ・ヒタム・インダストリアル・エステートの12haの土地に工場と倉庫施設が設けられる。今年末までに着工し、当初熟練/半熟連労働者350人を雇用、準備が出来次第製造活動を開始する。工場/倉庫の建設費用はパートナー4社が平等に分担する。
製造対象には、商業用航空機の二次的構造部品や内装部品、例えば翼の整形板、固定式/移動式外装品、インスペクション・アクセス・ドアが含まれる。製品は当面全量ボーイング社が引き取るが、時機を見てサード・パーティーにも供給される。年間操業時間は当初の20万時間から40万時間に段階的に拡大される。しかし今のところ生産規模等の詳細は未定と言う。(STAR:3/25)
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