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1999-03-30 ArtNo.18635
◆＜星＞フィリップス、ＤＶＤ工場オープン
【シンガポール】フィリップス・シンガポールは25日、欧州以外では同社にとって初のデジタル・ビデオ・ディスク(DVD)工場をトアパヨにオープンした。
当初投資額250万Ｓドルの新工場では年間20万台のＤＶＤビデオ・プレーヤーが生産され、7000万米ドルの年商が見込まれている。
シンガポール工場は、欧州以外における同社ＤＶＤ生産の半ばを引き受け、製品の60％は米国に、残りはアジア太平洋地域に輸出する。
アジア初の同社ＤＶＤ工場をシンガポールに設けたのは、新ビジネスのため研究開発(R&D)施設の隣接地に工場を設けるのが妥当と判断したため。同社はシンガポールに6工場を擁し、オーディオ／ＴＶ製品、チューナー、光学記憶装置、家庭用品のＲ＆Ｄ活動を手がけている。
昨年のＤＶＤの世界売り上げは200万ユニット以上で、半ばが米国で販売された。今年は400万～500万ユニット、2002年には2500万ユニットの売上が見込まれる。フィリップスは世界ＤＶＤ市場の15％のシェアを占め、トップ5に列していると言う。(ST,BT,LZ:3/26)
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