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1999-03-26 ArtNo.18620
◆＜星＞シンガポール・ワンもマルチキャスティング導入
【ハノーバー】シンガポールの広帯域ネットワーク、シンガポール・ワンも近く多数の画面を同時に表示できるマルチキャスティング方式を導入する。
目下、ドイツのハノーバーで開催中のＣｅＢＩＴ99ショーに、衛星マルチキャスティング製品を展示しているシンガポール企業メディアスターの金善淇重役(MD)によると、同社の衛星マルチキャスティング装置を利用すれば同時に8つの画面を表示、録画もできる。この種の技術は教育用途にも利用できる。
しかし、シンガポール政府は個人が衛星アンテナを設置して衛星放送を視聴することを禁止しており、シンガポール・ワンはケーブル方式によりこの種の技術を導入することになる。しかし受信速度や表示される画面の数等の面で、衛星方式に及ばない。このためメディアスターは政府に衛星放送アンテナの使用を解禁するよう陳情する計画という。
今回のＣｅＢＩＴ展には、この他、MG Logic社が筆跡と筆圧の双方により入力可能なペンタッチ入力システムを、オプティカル・ストーリッジ社は読み込み20倍速、複製8倍速のＣＤ複製機を、それぞれ展示した。(LZ:3/24)
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