1999-03-25 ArtNo.18605
◆<星>CSK、年率20%以上の金融ソフト需要の伸び予想
【シンガポール】シンガポールの金融業は域内経済の波乱で打撃を被ったものの、情報技術(IT)関連ソフトウェアに対する需要は依然堅調で年率20~30%の成長が見込める。 東証上場情報サービス会社CSKのシンガポール・オフィスによると、経済危機に伴いシンガポール金融業の再編が進む中で先端的IT製品に対する需要は却って高まっている。シンガポールではプライベート・バンキング、ファンド・マネージメント領域の潜在性が高い。経済危機を経て投機家が姿を消したことも、同市場の健全化に寄与している。
CSKはこれまで、証券業界向け取引システムの売り込みに力を入れてきたが、今後は銀行、ファンド・マネージャー、証券業にマッチした一連の新製品を紹介する計画だ。これらにはX-Gen、Slingshot、+Rates、ファンドマネージメント・ワン(ポートフォリオ・マネージメント)が含まれると言う。(LZ:3/23)
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