1999-03-24 ArtNo.18601
◆<印度>メガLNGプロジェクト報告書を政府に提出
【ムンバイ】総コスト2万1000クローの夢の液化天然ガス(LNG)プロジェクトに関わる報告書が、中核グループの手により22日政府に提出されたもようだ。
Indian Farmers Fertilisers Cooperative(Iffco)及びTata Chemicalsに率いられる中核グループは、18日にニューデリーで会合、報告書の最後の詰めを行ったとされる。ムンバイ拠点のサクラ・キャピタルは金融パッケージのモデル立案を引き受けたもようだが、コメントを控えている。
同プロジェクトでは東海岸に年間処理能力750万トンのLNGターミナルと再ガス化施設の建設が予定されている。中核グループにはこの他、National Thermal Power CorpとGas Authority of Indiaが含まれる。Shipping Corporation of India(SCI)は750万トンの輸入LNGの輸送を引き受ける。
パイプラインは既存のHazira/Bijapur/Jagdishpurパイプラインにリンクされるため同ベルトに位置する肥料工場が同プロジェクトの恩恵に預かる見通しだ。こうしたことから肥料/電力に関わる2省が迅速に承認するなら、計画に弾みがつくものと見られている。(ET:3/22)
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