1999-03-23 ArtNo.18580
◆<馬>ダイナミック・モールド、大型工場への移転計画
【クアラルンプル】ダイナミック・モールドSdn Bhdは5年内に、自動車用大型プラスチック部品の製造に適したより大きな工場に移転する計画だ。
ダイナミック・モールドは現在スラゴール州カジャンと中国の広東に工場を設けている。これらの工場は最大重量1万8000キロのモールドの製造能力を有する。同社はモールド製品のインドネシア/フィリピン市場の開拓の機会を探っている。
J.K.Can取締役によると、プラスチック成形業者として1990年3月23日に設立されたダイナミックの払込資本は100万Mドル、1997年度営業額は650万Mドルを記録した。今や研究開発(R&D)、プラスチック部品の契約製造、二次付加価値サービス、新製品の設計/製造、プラスチック成形機械の設計・製造、アフター・サービス、射出成形モールドの保守も手がけ、国内の主要プラスチック射出成形会社として認知されるようになった。
1995年にはデザイン/製造/大量生産/配送等のワンストップ・サービスを手がける子会社ダイナミックMfg(M)Sdn Bhdを設立した。主要顧客にはシャープ・ロキシー・アプリケーションズ、マツシタ・エレクトリック、ソニー・ビデオ、JVCエレクトロニクス、ヒタチ・エレクトロニクスが含まれ、プロトン、プロドゥア、ホンダ、ヤマハ、モデナスにも部品を納入していると言う。(MBT:3/20)
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