1995-06-05 ArtNo.1858
◆<馬>地元企業、先端溶接機器の市場開拓目指す:ITM95
【クアラルンプル】地元企業ウェルド・センター(M)Sdn Bhd(WCM)とエンジニアリング・エイドSdn Bhd(EASB)は、先週水曜開幕した“インダストリアル・トレードフェア・マレーシア95(ITM95)”にそれぞれ先端的な溶接技術を紹介した。
WCMのデービッド・ン重役(MD)によると、フィンランド製のKemppi PROはモジュラー・デザインと高度な順応性により最も用途の広い溶接システムとされる。また個々の溶接作業に選択可能なパラメータを提供、困難な技術的要求にも容易に応じられるため、作業スケジュールへの影響を最小限に抑制、品質と生産性の向上も図れる。同社は米国及びフランス製の携帯自動溶接機器新製品を地元市場に紹介することも計画している。またハイテク溶接技術センターを設立し、地元溶接工の訓練に乗り出す。一方、EASBはPana-Robo AW-005CLにより地元溶接ロボット市場の74%のシェア獲得を目指している。コン・チョイキー取締役によると32ビットCPU搭載のパナロボは高速、精密な作業をこなし、そのコンフィギュレーション・システムにより複雑なワイアリング工程を除去することができる。(MBT:6/3)
|