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1995-06-05 ArtNo.1857
◆＜馬＞首相、ゼロ・インフレ目指し価格統制強化示唆
【クアラルンプル】マハティール首相は2日に催されたアンチ・インフレーション・キャンペーンの開幕式において“ゼロ・インフレーション－－アワ・ターゲット”のスローガンを提起するとともに、マレーシアの経済的競争力と低い生活コストを維持するため、今日11品目の価格統制品に新品目を追加する可能性を示唆した。
アナリストらは政府が金利引き上げ等の措置を発表するものと予想していたが、首相は金利引き上げは国民の貯蓄意欲を高め、消費を抑制する一方、景気を冷却させる恐れがあると、この種の手段の採用に慎重な姿勢を示した。首相はインフレ抑制に際しては消費者と生産者が主要な役割を担うべきだと強調、また物価及び生産コストを抑制する上から輸入関税を引き下げ、市場開放を促進する意向を表明した。(NST,MBT,ST,BT:6/3)
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