1999-03-22 ArtNo.18568
◆<印度>所得税局、過去数ヶ月間に多国籍企業約30社を捜査
【ニューデリー】所得税局(ITD)は過去2週間にインディアン・オイル・コーポレーション(IOC)の他、外資系企業4社のオフィスを立ち入り捜査した。外資系企業4社とは、スウェーデンのH&Mインターナショナル、ドイツのDebifインターナショナル、フランスのAerofpaitiale、英国のBricoGoetz。
ITDは、3月12日にはIOCのデリー事務所を納税義務不履行の疑いで捜査したが、同局スポークスマンは、同捜査は所得税法133条A項に基づくものと語った。消息筋によると、IOCがそのスタッフに支払った手当ての一部が課税対象にも関わらず、免税費目として処理された疑いがもたれている。ちなみにIOC事務所の捜査が行われた日には、Maruti Udyog Ltd(MUL)オフィスも捜査された。
ITDは過去数ヶ月間に多国籍企業の合弁事業や子会社約30社を捜査、約500クローの税を回収した。これらの多国籍企業には、LG Electronics、Samsung Electronics、Bank of Tokyo-Mitsubishi Ltd、Sakura Bank Ltd、Japan Airlines、Lufthansa Airlines、Sanwa Bank Ltd、National Panasonic、Matsushita Electric Co、Nissho Iwai Corporation、Mitsubishi Corp、Ericsson Communication Pvt Ltd、All Nippon Airways Co Ltd、Anntsu Corporation、Hyundai Corporation、IHI、Denso India、Fuji Bank Ltd、EPDC、Japan Broadcasting Corporation、Alcatel Modi Network Systems、Alcatel South Asia Pacific Ltd、Cegelec India Ltd、EDS-Electronic Data System、IKEA、Hyundai Engg and Construction Co、Daewoo Motors India Ltdが含まれると言う。(ET:3/19)
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