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1999-03-22 ArtNo.18560
◆<星>Y2K対策遅延すれば業務停止処分も:金融管理局
【シンガポール】シンガポール金融管理局(MAS)幹部は18日、ミレニアム・バグ(Y2K:従来のコンピューターが2000年以降の年号を認識できないことに伴う問題)対策が遅延すれば、関係金融機関に業務停止を命じる可能性を示唆した。
MASのコー・ヨングアン局長(MD)がグローバル2000コーディネーティング・グループの会合の席上語ったところによると、これはミレニアム・バグに伴う深刻な事態の発生を防止する措置の一環で、この他、対策の遅れや不十分な点が見られる金融機関には、現金準備の増額が指示される。
地場大手5銀行を含む90%の金融機関が国際決済銀行(BIS)により定められた1998年12月までに、システム中枢の転換を完了しており、対策が不十分な金融機関は昨年末の17行から先月の8行に減少した。
一方、シンガポール銀行協会(ABS)は今年の大晦日を銀行の休日として、まさかの事態に対処するよう提案している。来年1月3日乃至4日まで休暇を延長することも検討されているが、仮に1月3日(月曜)から業務をスタートすれば、シンガポールは恐らく世界的にも最も早く銀行が営業を開始する国の1つになる。このため万全を期して5日まで休業、国際銀行システムの動向を観望すべきだと提案するものもある。しかし、他の者はそのような措置は問題に対する対応を遅らせ、より深刻な事態を生じさせる恐れがあり、また虚報やパニックを生じさせる可能性もあると警鐘している。
MASは、この他、万が一異変が生じた場合、予想される流動性の逼迫に対応するため260億Sドルの現金を準備していると言う。(ST,BT:3/19)
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