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1995-06-05　ArtNo.1856

【シンガポール】今年3月にシンガポールを訪れた旅行者は61万9760人と、昨年同月比1.2％減少した。外人旅行者が減少したのは1993年2月以来のこと。
3月にはＡＳＥＡＮ(20万2313人)、台湾(3万7509人)、韓国(3万2903人)、中国(1万7418人)からの旅行者が各0.7％、4.9％、27.8％、61.2％の伸びを見た以外、他の主要市場からの旅行者は6.4～18.1％の減少を見た。日本人旅行者は5.2％減の11万1045人で、ドイツ人旅行者は最大の18.1％の落ち込みを見た。観光局は旅行者減少の原因としてＳドル高、シンガポール以外の目的地向け航空券／団体旅行費の値下げ競争、神戸地震の影響等を指摘している。しかし年初3カ月の旅行者は175万2313人と、昨年同期を2.9％上回っており、通年で700万人の誘致目標は依然実現可能と言う。3月のホテル客室稼働率は90.5％と、昨年同月を1.8％ポイント下回った。(BT,LZ:6/3)

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