1999-03-18 ArtNo.18542
◆<印度>Bajaj、キャリバーのヒットでバイクに集中?
【ニューデリー】Bajaj Auto Ltd(BAL)は昨年8月に発売した4ストローク・エンジン搭載のモーターサイクルが大ヒットしたことから、オートバイ事業に力を集中し、スクーター部門の拡張はスロー・ダウンさせるものと見られる。
キャリバーの月間販売台数は昨年8月の約1500台から、昨年12月の6500台弱にアップ、今年2月には1万5000台をマークした。同社は3月には2万5000台の販売を目指している。BALのWaluj工場は月間キャリバー4万台の製造能力を有することから依然として十分な成長の余地が存在する。
BALの他の4ストローク・モデル“4S”、“ボクサー”の月間生産台数は合計1万台、別にM-40が月間1万5000台販売されている。ほぼセールスの40%がモーターサイクルで占められている。
キャリバーは主にマハラシュトラ州及び南部諸州で販売されているものと見られるが、同地区は伝統的にライバル、ヒーロー・ホンダの地盤と目されてきた。(ET:3/17)
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