1999-03-18 ArtNo.18539
◆<印度>キヤノン、サービスエッジで顧客の支持獲得目指す
【ニューデリー】プロアクティブなカスタマー・サービスを市場戦略の中心に据えるキヤノン・インディアPvt Ltdは、最先端の情報技術(IT)で武装したサービス・プロセス・マネージメント・システムの“サービスエッジ”を導入、サービス・デリバリー・チェーンの効率と透明度をアップする。
キヤノン・インディアの K V Sukumarサービス担当GMによると、サービスエッジは外勤業務、営業、配達業務の同時管理を可能にする。Wiproに800万ルピーで発注された関係ソフトウェアは1998年7月以来デリー、ムンバイ、チェンナイ、バンガロール、プーナのオフィスをリンク、今月末までにはアーマダバードとハイデラバードもカバーする。これら7オフィスだけで、キヤノンのインドにおけるコピヤ・セールの3分の2を占める。
サービスエッジの稼働でキヤノンは同社コピヤの市場シェアを現在の18%から2000年までに30%に引き上げる計画だ。キヤノンはまた2000年までに、既存のコピヤ・ビジネスに加え、別に30品目の新製品をインド市場に投入する。このためサービスエッジの効果に大きな期待を寄せている。(IE:3/17)
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