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1999-03-18 ArtNo.18533
◆<馬>銀行危機対策でアジア諸国をリード:蔵相
【クチン】マレーシアは他のアジア諸国に先駆け不良貸付(NPL)を一掃し、銀行資本基盤の再建も達成できる見通しだ。
ダイム・ザイヌディン蔵相は16日催されたサラワク・ビジネス会議の席上、“これまでに達成した経済成果と今後の見通し”と題して講演、以上の見通しを明らかにした。
それによると、今年1月31日までにプングルサン・ダナハルタ・ナシオナルBhdにより買い取られたNPLは218億Mドルに達した。銀行のNPLを一掃するには310億Mドルを必要とする。
またダナモダル・ナシオナルBhdは110億Mドルのゼロ・クーポン債を銀行界に対して発行するとともに、金融機関9行に45億Mドルの資金を注入した。
マレーシアにおける銀行再編の急速な進捗ぶりをこれまで理解することができなかった投資家やアナリストもこうしたマレーシアの努力を評価し始めている。
マレーシアが金融危機に対して採用した方式は世界的にも最良のもので、国内銀行システムや関係法規も韓国/タイ/インドネシアに比べ健全である。加えて国際的に著名なJPモルガン、ゴールドマン・サックス、ソロモン・スミス・バーニーもマレーシアの銀行再編に協力している。こうしたことから、マレーシアの銀行再編コストは韓国/タイ/インドネシアの3分の1乃至4分の1に過ぎない。
高い貯蓄率と膨大な経常収支の黒字からマレーシアは、こうした経済再編計画を進めるのに十分な流動性を確保している。
こうした中で一部のアナリストはマレーシアの今年の経済成長率を2~3%と予想しており、これは政府の目指す1%の成長率を上回っていると言う。(STAR,NST,MBT,ST,BT:3/17)
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