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1999-03-18 ArtNo.18530
◆＜星＞米国テレテック、初のアジア・コールセンター開設
【シンガポール】米国拠点のコール・センター専門会社テレテックは16日、タンピニースに200万Ｓドルを投じて設けたアジアでは初の地域コミュニケーション・センターをオープンした。
アジア8カ国語に通じた52人のスタッフが、当面シンガポール航空(SIA)の顧客インターラクション・サービス“KrisFlyerプログラム”を引き受ける。
テレテックはＳＩＡとの契約獲得後6週間以内の昨年10月にシンガポール・センターを開設した。
目下のところ顧客はＳＩＡのみだが、潜在性を有する地元企業や多国籍企業との交渉を進めている。ケネス・タッチマン重役(CEO)は、目標は著名な大手組織と長期的パートナーシップを結ぶことと語る。同社は、米国政府、ＡＴ＆Ｔ、チェイス・マンハッタン、ヒューレット・パッカード等、約50クライアントを擁する。
新市場進出当初18ヶ月間には200万～1000万米ドルが投資され、1カ国当たり750～1000人のスタッフが雇用される。タッチマン氏はアジアでは中国市場に注目しているが、アジアの他の市場を開拓する以前に先ずシンガポールにおける足場を固めると語った。
同社の営業額は年率35～40％の成長を見ているが、新市場では50～80％の成長も珍しくなく、目標は100～150％の成長を実現すること。資本集約事業であることから経済開発局(EDB)に税制優遇措置の適応も申請すると言う。(ST,BT,LZ:3/17)
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