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1999-03-17 ArtNo.18522
◆<馬>アンワル氏、裁判官交替申請
【クアラルンプル】アンワル前副首相は15日、自身の職権濫用/汚職案件の審理を担当するオーガスチン・ポール判事に対して、同判事の下では偏見のない公正な判決は期待できないとして、裁判官の交替と裁判のやり直しを申請した。
アンワル氏は16ページの法廷宣誓書の中で、ポール判事に公正な判決を望めぬ理由として、1)検察側の起訴案件変更申請を認めたこと、2)検察側も弁護側も要求せぬのに、いわゆる被告の異常性行為に関わる全ての証言を法廷記録から抹消するよう命じたこと、3)弁護側証人が法廷で如何なる証言をするか、その内容を事前に報告するよう弁護側に命じたこと、4)被告とマハティール首相及び被告とラヒム・ノール前警察長官の間でなされた会話に関する法廷における証言を禁じたこと、5)被告の保釈申請を棄却したこと、6)公判審理の過程で弁護側の証人尋問をコンスタントに妨害したこと、7)当初認めた政治的謀議に関する弁護側の主張を、審理の途中で無効にしたこと、8)弁護側が、証拠捏造を理由に検察官2人の交替を要求した際、裁判の常道に反して同請求を棄却したこと等を提起した。
この日弁護側に対して、裁判官の交替申請は法廷侮辱罪に問われる恐れがあると警告を発したポール判事は、来週火曜、同申請に対する裁定を下すことになる。ポール判事が申請を棄却すれば、同案件には終止符が打たれ、それ以上の上訴は認められないものと見られる
検察側は弁護側の裁判官交替と公判やり直し申請は、審理引き延しの手段とコメントした。
弁護側はこの日5週間に及ぶ弁論を完了、70日以上にわたった公判も最終陳述の段階を迎えており、仮に有罪が決まれば、アンワル氏は最長14年の懲役刑に処せられる。同氏はこの他に5件の職権濫用、汚職の罪に問われており、これらも有罪と判定されるなら刑期は20年に達する可能性もある。(ST,LZ:3/17)
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