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1999-03-17 ArtNo.18517
◆＜星＞十分な現金／運転資金を確保：バン・デル・ホルスト声明
【シンガポール】シンガポール証取(SES)上場の海事エンジニアリング／インフラストラクチャー・グループ、Van der Horst(VDH)は15日、十分な現金と運転資金源を確保しており、日常業務に何ら支障を来す恐れはないと、同社の深刻な財務状況に関する報道に反論した。
それによるとイースト・エーシア・パワー・リソーシズ・コーポレーション(EAPRC)の持分売却により手にした7000万米ドルにより、4040万米ドルの借入を返済したため、同社の負債額は2億2700万Ｓドルから1億5880万Ｓドルに縮小した。ＥＡＰＲＣの権益売却手数料として支払った550万Ｓドルを差し引いた4430万Ｓドルが手元に残っており、日常業務や期限を迎えたローンの返済に十分応じられる。
同社傘下の全ての営業部門は取引業者に対する負債を、支払い期限に清算することができる。また債権者との債務再編交渉も進捗を見ていると言う。
外部監査を担当するアーサー・アンデルセンは最近、ＶＤＨが1998年9月期に特別項目を算入後2億2180万Ｓドルのグループ純損失を計上したことを明らかにするとともに、インドネシアの不安定な政情から日常業務が深刻な影響を受け、今後も引き続き影響を受け続けると報告した。加えて一部の債権者が全ての債務の即時返済を要求したことから、ＶＤＨの経営状態に対する不安が高まっていた。先週末には、ビジネス・タイムズとサンデー・タイムズが相次いで同社の深刻な経営状況に関する報道を行ったことから、15日のＶＤＨ株価は28.4％値下がり、29セントで引けた。(ST,BT:3/16)
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