1999-03-12 ArtNo.18472
◆<星>国防省、傘下の科学技術部門を法定機関に
【シンガポール】国防省傘下のディフェンス・テクノロジー・グループ(DTG)が、来年4月1日から国防技術の研究・開発等の面でより多くの自主権を認められた法定機関、ディフェンス・サイエンス・アンド・テクノロジー・エージェンシー(DSTA)に組織変えされる。
トニー・タン副首相が10日の国防省予算案審理の席上明らかにしたところによると、DSTAはそれ自身の判断で世界の科学技術機関とパートナーシップを組むこともできる。国防省は依然として国防政策や国防科学計画の全権を掌握するが、DSTAは如何なる方式により定められた目標を達成するか、それ自身で判断し、決定することができる。国防省はまた、科学技術の運用問題等から離れて、政策問題に集中することができ、国防のバランスが維持されると言う。(ST,BT,LZ:3/11)
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