1999-03-12 ArtNo.18468
◆<星>シェル/PCS、US$1億コンデンセート分解装置増設
【シンガポール】シェル・イースタン・ペトローリアムとペトロケミカル・コーポレーション・オブ・シンガポール(PCS)は10日、対等出資で1億米ドルを投じ、シェルのブコム島製油所にコンデンセート・スピリット・ユニット(CSU)を増設すると発表した。
日量7万バレルの処理能力を有する新施設は、来年半ばからナフサ(全体の60%)、液化石油ガス(LNG)、灯油、軽油等の生産を開始する。
またCSUは全長5キロの海底パイプラインによりアイル・ムルバウ島のPCS石油化学分解装置に接続される。これによりPCSは原料、取り分けナフサの安定供給を得られる。
千代田化工とクベルネルRJブラウンが、それぞれCSUと海底パイプラインの建設に当たる。ちなみにPCSはシェルと住友を中心とする日本コンソーシアムの対等出資合弁会社。(ST,BT,LZ:3/11)
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