1999-03-11 ArtNo.18465
◆<印度>専用回線、リース料90%カット
【ニューデリー】インド電気通信監督局(TRAI)は、電信局(DOA)の強い反対を押し切り、専用回線リース料の最大90%の引き下げを含む、新料率を決定した。
例えば専用回線64Kbps(キロビット毎秒)の1000キロメートル・ラインの既存年間料金は112万5000ルピーだが、新料率では9万6000ルピーになる。また2Mbps(メガビット毎秒)の1000キロメートル・ラインの料金は537万ルピーから220万ルピーに引き下げられる。専用回線料金の引き下げにより主要な恩恵を受けるのは、ソフトウェア会社やインターネット・サービス・プロバイダーと見られる。DOTは専用回線はプレミアム・ビジネス・サービスで、その利益は農村地区の電話網等に充当されるため、高く維持されるべきだとしている。
この他、国際ダイヤル接続サービスが55%、長距離電話料金も最大45%、それぞれ引き下げられる反面、都市部陸上通信線のレンタル料は65%、ローエンド・ユーザーの国内通話料金は25%、セル式電話レンタル料は400%、それぞれ引き上げられる。新料金は1999年4月1日から向こう3年間に徐々に導入されると言う。(ET,IE,THBL,TH:2/10)
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