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	1999-03-10 ArtNo.18450 
	◆<印度>電信局、電話会社に銀行保証の換金請求 
	【ニューデリー】インド政府は、デリー高裁が民間電話会社4社--Birla AT&T/Tata Teleservices/Essar Commvision/Hughes Ispatの暫定法廷命令申請を棄却したのを受けて、2月末の期限内に20%のライセンス料を支払わなかったこれら4社銀行保証の換金を指示した。 
  これら4社は、様々な政府部門の認可の遅れ等でプロジェクトが遅延、損害を被ったのは、電信局(DOT)のライセンス契約違反に当たるとし、DOTのライセンス料支払い要求の差し止めを裁判所に求めていた。 
  DOTはやはりセル式電話ライセンス料の支払いを終えていない、BPL-USウェストのパートナー、BPLのインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)ライセンスも凍結した。 
  裁判所の判決後、数時間内に採られたDOTのこうした素早い措置は、穏便な解決を希望する総理府の勧告に関わらず、ジャグモハン通信相の強硬姿勢が依然として維持されていることを裏付けている。 
  一方、インドセル式電話業者協会(COAI)のT V Ramachandran副会長は、「判決は公平なものとは言えず、控訴して法廷闘争を続ける」と語った。(ET,IE,THBL:3/9) 
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