SEAnews 1995-06-03 ArtNo.1845

【クアラルンプル】トゥーデイ・テレコミュニケーション・グループ(TTG)傘下のトゥーデイ・テレ・エクスパティーズSdn Bhd(TTE)は500万Ｍドルを投じ、通信機器専門店のテレショップ・チェーンを増設する計画で、年内に30店、来年は18店のオープンを予定している。
ＴＴＧのケニー・シム重役(MD)によると、ＴＴＥは現在サラワク州とクランタン州を除く国内主要都市のショッピング・コンプレックスにテレショップ52店を経営している。チェーン拡張のため年内にフランチャイズ方式も導入する。フランチャイズ店は500～700平方フィートの売場面積と10万Ｍドルの投資を必要とする。この種の店舗は開店後6カ月で30％の粗利益が見込める。1982年に設立されたＴＴＧはパナソニック、モトローラ、フィリップス、サプラの輸入及び公認ディーラー資格を有し、Ｔａｋａｗａｃｈｉ、テレベル、テルコ、スーパーフォーン等の自社商標製品の販売も手掛けている。94年12月末締め年度の売上は5000万～7000万Ｍドルで、今年は8000万Ｍドルを見込んでいる。ＴＴＧは1日、ＭＢｆディスカウント・カードSdN Bhdと共同でテレショップ・カウントダウン・ゴールド・カードの発表会を催した。同カードの所持者はテレショップで特定の商品を購入する際に10％のディスカウントが認められる他、世界中のホテル、レストラン等、6万店にのぼる加盟店で最大50％の割引優待が受けられる。(STAR,MBT:6/2)